京都のキッチンカー製作販売店ALANBOXです!
ここ最近、当店でも「キッチントレーラーを購入したいのですが」というお問合せを多数いただいております。
キッチンカーではなくあえてキッチントレーラーにすることでどんなメリットがあるのか、デメリットはあるのか?について本記事にまとめていきたいと思います。
キッチントレーラーを検討されている方はぜひ理解を深めておいてください。
キッチントレーラーとは
キッチントレーラーとは、車両部分とキッチン部分が別々になっていて、車両で牽引して移動できるのが特長です。
通常のキッチンカーとは異なりキッチン部分にはエンジンや補機類はついていないため、キッチン単体での自走はできません。
キッチントレーラーの使用場所の例
キッチントレーラーも通常のキッチンカーと同じような場所で出店することができます。
- 大型スーパー
- イベント、フェス
- 駅前
- 郊外、運動公園
- 都心部、オフィス街
ただし都心部の細い路地など、スペースに限りがある場合は、出店が難しいケースもあります。
キッチントレーラーの使い道の例
キッチントレーラーも通常のキッチンカーと同じく、「調理+販売」を行うことに加えてさまざまな用途で利用できます。
- 移動雑貨屋
- 移動アパレル
- 移動グッズ販売
- 移動スタジオ
- 移動オフィス
- 移動部屋
- 移動自転車屋
- 移動本屋
- 移動サロン
などなど、アイデアと工夫次第で可能性が広がります。
また移動する用途以外にも、
- (家の庭に置いて)仕事部屋、子ども部屋として
- (店の前に置いて)モニュメントとして
といった使い方もできます。
キッチンカーではなくキッチントレーラーを製作するメリット
それではあえてキッチントレーラーを製作することのメリットについて解説していきます。
車高が低く、お客様との距離が近い
キッチントレーラーにはエンジンやミッション類が搭載されていないため、キッチンカーに比べて車高が低く、お客様との目線が近くなります。
窓越しに商品を提供する際に、お客様との距離が縮まりやすい特長があります。
内装、外装の自由度が高い
キッチントレーラーは、車両というよりは「箱」に近いので、自由なカスタムがしやすいのもメリットの1つです。
車両とキッチン部分を切り離して移動できる
食材や氷が足りなくて買い出しにいかなきゃ・・・
そんなときもキッチントレーラーなら、キッチン部分をその場所に置きっぱなしにして、車だけ外して買い出しにいくことができます。
キッチンカーのよりも維持費が安い
キッチンカーの場合、車1台としての扱いになるため、車検・メンテナンス代・自動車税などを払う必要がありますが、キッチントレーラーなら「箱」なので、2年ごとの車検費用のみで済みます。エンジンがついていないため自動車税は不要です。またメンテナンス費もキッチンカーに比べるととても経済的です。
オールステンレスで見た目がオシャレ
オールステンレスで見た目がおしゃれなこともメリットです。お客様の目を強く惹きつける効果があり、SNS映えもバッチリです!
店舗の前に置くだけでも、「オシャレだな」と感じてもらい足を止めてくれやすくなります。
キッチントレーラーのデメリット
続いてキッチントレーラーを製作するデメリットについても解説していきます。
運転にコツがいる
一番の大きなデメリットは運転する際にコツがいることです。
車両とトレーラーを連結するということは、車を2台つなげているようなものなので、全長は車約2台分となります。
車庫証明や車検証がトレーラー分も必要
キッチントレーラーにはエンジンこそついていませんが、やはり公道を走る車両扱いになりますので、2年ごとの車検や、車庫証明が必要です。
とはいえこの点に関しては、通常のキッチンカーにも言えることなので気にしなくてもよいでしょう。
重さによっては牽引免許が必要
キッチントレーラーの「トレーラー部分」の総重量が750kgを超える場合、普通自動車免許に加えて、牽引免許が必要になります。
教習所に通うことになるので、ハードルが高く感じる方も多いようです。
キッチントレーラーでよくある質問
キッチントレーラーに牽引免許は必要?
先にも述べた通り、トレーラー部分の総重量が750kgを超える場合は牽引免許が必要です。
750kg未満の場合は、すでに持っている普通自動車免許で牽引することができます。
キッチントレーラーはどんな車で牽引できる?
小型軽量のものであれば、1500ccクラスの普通自動車サイズでも十分に牽引できます。
キッチントレーラーに任意保険は必要?
キッチントレーラーは、牽引する車両の保険で1台分として賄われることがほとんどです。
ただし保険会社や契約内容によっては例外があるかも知れませんので、必ず保険会社への確認を忘れないようにしてください。
キッチントレーラーにナンバー登録は必要?
キッチントレーラーを牽引する際には、ナンバー登録が必要になります。
車検を通した上でナンバープレートを発行してもらいましょう。
キッチントレーラーに車庫証明は必要?
キッチントレーラーは自走はできないものの、ナンバー登録をする際に車庫証明が必要です。
キッチンカートレーラー製作!大きく分けて2種類
牽引免許がいらない!小型のキッチントレーラー
トレーラーの総重量が750kg以下のものであれば、牽引免許を取らなくても普通自動車免許で運転できます。
全長も全高も小型に収まっているので、もっとも運転しやすいタイプです。
牽引免許がいる中型・大型のキッチントレーラー
「小型トレーラーではできることが限られている」「複数人で運営したい」という方は、中型・大型のキッチントレーラーも検討してみましょう。
牽引免許が必要で運転にもコツがいりますが、大きなトレーラーを引っ張って移動するスタイルにはロマンを感じますよね!
運転の難易度も踏まえて判断することがポイントです。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
本記事では、キッチンカーではなくあえてトレーラーを選ぶことのメリット・デメリットについて解説いたしました。
トレーラーを選ぶことで維持費が安価なことや、切り離せる便利さといったメリットがありますので、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。