キッチンカー(移動販売車)でカレー屋を開業するには?必要な設備やメニュー作りのコツを伝授 - キッチンカー・移動販売車の製作ならアランボックス【京都・大阪・奈良・神戸・滋賀・和歌山】

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キッチンカー(移動販売車)でカレー屋を開業するには?必要な設備やメニュー作りのコツを伝授

キッチンカーでのカレー屋は、都心(東京や大阪)に限らず地方でも人気があります。

日本人の約8割の人が食べているカレーはまさに国民食といえるのではないでしょうか?

そんな人気の高いカレー屋で開業するにはさまざまな準備が必要です。

子どもから大人にまで愛されるカレー屋をキッチンカーで開業するのに大切なメニューの選び方のコツや必要な設備を紹介します。

キッチンカー(移動販売車)でカレーが大人気

キッチンカーでのカレーの販売は老若男女問わず人気があります。

それはなぜでしょうか?

カレーは全国的に大人気

カレーは、日本人の約8割の人が月に1度は食べているといわれています。

消費量はインドに続いて世界2位といわれるほど、まさに国民食といわれるほどなのです。

さらにカレーが人気なのは、「スパイスカレー」ブームだからです。

カレーにスパイスが入っていることは、もちろん、大量のスパイスを出汁(だし)などと合わせ、ご飯と食べるという「スパイスカレー」。

「スパイスカレー」ブームは、大阪を中心に始まり、東京をはじめ全国に広がっていき、とても人気のあるカレーとなったのです。

キッチンカー(移動販売車)でカレー屋を開業するメリット

では次にカレー屋を開業するメリットをみていきましょう。

老若男女問わず売れやすい

子どもから大人にまで愛されるカレーは、まさに国民食とまで言われるほどの人気があり、日本における家庭料理の定番とも言われています。

カレーは、老若男女を問わず、年間を通してよく食べられているため、人気が定着すれば、安定的な売り上げになるのです。

他店と差別化しやすい

カレーにはとてもジャンルが多く、他店と差別化がしやすいのもメリットです。

例えば、ナンと一緒に食べる「インドカレー」、ココナッツの香りが高い「タイカレー」や今、話題の「スパイスカレー」と「カレー」といってもジャンルはさまざまなので、他店と差別化がしやすいのです。

提供が早いので回転率を上げやすい

カレーは、仕込みの段階で作ってしまうので、スピーディに提供をすることができます。

提供が早いと回転率が上がり、カレーの単価が安くても売り上げアップにつながるのです。

トレイにご飯をよそってルーをかけるだけで提供ができるから、短時間で多くのお客様が訪れるランチタイムには、回転率のよさが武器になります。

設備や機材の種類が少ない

カレー屋を始めるのに、必要な設備や機材が少ないこともメリットです。

キッチンカーの基本的な設備のほかに必要な機材は

  • 炊飯器
  • カレーを温めるコンロ
  • 鍋や提供用のトレイ、おしぼりなど

これだけの機材でカレー屋を営業することができます。

キッチンカー(移動販売車)でカレー屋を開業するデメリット

カレー屋を開業するにはメリットだけではなくデメリットもあります。

では、どんなデメリットがあるのでしょうか?

仕込みに時間がかかる

どんなカレーにするかにもよりますが、デメリットのひとつとして仕込みに時間がかかることです。

具材の下処理やスープ作り、時間をかけて作るカレーの仕込みには、手間がかかります。

さらにカレーの種類やトッピングを増やすことによってその分の手間がかかります。

ランチ需要以外には販売しにくい

カレーは、ランチ需要以外には販売しにくいのもデメリットのひとつです。

キッチンカーでお店を開業するからには「イベントに出店したい」と思うでしょうが、フードイベントの楽しみは、「いろいろなメニューを楽しむこと」

食べることでお腹がいっぱいになるカレーはイベントや食べ歩きには不利になります。

また、カレーはしっかりご飯を食べる食事なので、お酒を飲んだり、夜は軽めに済ますという方には不向きなのです。

キッチンカー(移動販売車)のカレー屋で成功するコツ

キッチンカーでカレー屋を成功させるためには、どんなカレー(メニュー)にするかがカギです。

成功させるためにどんな工夫が必要なのかをみてみましょう。

オリジナリティのあるカレーを作る

カレーには様々なジャンルがあります。

たくさんあるジャンルの中から自分だけのレシピを追求して、オリジナリティのあるカレーを作ってみましょう。

たとえば、女子ウケを狙った薬膳カレーやヘルシー路線の低糖質・低脂質カレーなど、アレンジ次第では無限大に広がります。

他店とは違う唯一無二のメニューがカレー屋を成功させるカギです。

カレーの味をとことん追求する

カレーにはいろいろな種類があり、どの種類にするかによります。

代表的なのは

・欧風カレー

スパイス仕立てのカレーをマイルドにした日本の洋食屋さんのカレーです。

・タイカレー

唐辛子の辛味とココナッツミルクの甘味が特徴です。

香辛料や唐辛子の違いによって、グリーンカレー、レッドカレーなどがあります。

・スパイスカレー

大阪を中心にブームとなっていて、かつおだしがベースとなっていたりとお店独自のアレンジによる自由な発想のカレーが多いのが特徴です。

など、カレーの味をとことん追求し、お店の看板商品を見つけてみましょう。

トッピングを充実させる

カレーでしか提供ができないのはデメリットに感じてしまいますが、トッピングを充実させることによって多様なメニューを提案することができます。

また、トッピングが充実していると飽きられにくいため、リピート率のアップにもつながります。

日替わりカレーなどで変化をもたせる

カレーといっても色々な種類があるので、メインのカレーに加え、日替わり・週替わりのカレーを準備してお客様を飽きさせない工夫をしましょう。

オフィス街など女性のお客様が多い場所では、白米だけでなく雑穀米を選べるようにするといいですね。

ドリンクメニューを充実させる

ドリンクはカレーと一緒に販売できるので、ドリンクメニューを充実させてみるのもいいかもしれませんね。

ラッシーやチャイなどのカレーに合うドリンクを充実させるのもおすすめです。

SNS映えを意識した盛り付けをする

SNSでの見た目を工夫すると、利用してくれたお客様が拡散してくれる可能性があります。

たとえば、ライスをドーム状によそおい、その周りにルーをかけたり、カラフルな野菜でカレーを色鮮やかに彩ってみたりと盛り付けを工夫してみてもいいですね。

パッと見てインパクトに残せるメニュー作りにチャレンジしてみるのもいいかもしれませんよ。

キッチンカー(移動販売車)のデザインをおしゃれに

道行く人が足を止めるような、おしゃれで注目されやすいデザインにしてみるのもよいでしょう。

黄色や茶色など、カレーに合わせた色やデザインを取り入れてみるとオシャレ感が増します。

また、紫など補色である色にしてしまうと、カレーを連想しにくく集客に繋がらない可能性もあります。

ベースのカレーはできるだけ1種類で

 

いろんな種類があるカレーですが、ベースとなるカレーは1種類にしましょう。

なぜなら種類が多いとカレーの需要が読めずにロスが発生しやすいからです。

キッチンカー(移動販売)のカレー屋に必要な設備

 

キッチンカーでカレー屋をする場合、どんな設備が必要なのでしょうか?

必要な設備を紹介します。

カレールー用の深鍋

カレーを仕込んで、保温しながらストックするための深鍋を用意しましょう。

カレールー用の深鍋は大体、5,000円〜10,000円くらいですので、気に入ったものを用意してください。

大型炊飯器

カレーに必要なご飯を炊くための大型炊飯器が必要です。

家庭用の炊飯器よりも大容量の業務用炊飯器がオススメです。

業務用といってもさまざまな種類があり、購入するときに大切なのは、ガス式か電気式かで、キッチンカーがプロパン(LP)ガスを使用している場合は、ガス用の炊飯器を購入しましょう。

電気式の炊飯器を購入する場合は、電圧の違いに気をつけてください。

家庭用で使用する100Vと、200Vがあります。

ですが、キッチンカーでは200Vは使えないので、必ず100Vのものを購入するようにしましょう。

コンロ

 

カレーを温めるのに必要なコンロは、必ずしも強力なものは必要ありません。

なぜならカレーは弱火でとろみをつけていくので、キャンピングカーで使われる程度で充分といえるでしょう。

ただし、複数の調理を同時にすることが多いので、1口ではなく必ず2口は必要です。

焼窯

手焼きのナンなどを提供したい場合には、焼窯が必要です。

インドカレー屋さんで出てくるようなナンを焼くための窯(タンドール窯)があれば、アツアツのナンをお客様に提供をすることができます。

キッチンカー(移動販売車)のカレー屋におすすめの車両

キッチンカーでカレー屋をするのにおすすめの車両を紹介します。

1tトラックタイプがおすすめ

ALANBOXの1tトラックベースのキッチンカー

カレーは液状であることと、調理器具が多いこと、熱々のものを提供することが絶対条件です。

無理のない動線を確保するために、ある程度のゆとりが必要です。

1tトラックなら立ったまま調理ができ、キッチンスペースに2,3人が立てるほどのゆとりがあるのでおすすめです。

本格窯でナンを焼くなら1.5tトラック

ALANBOXで製作した1.5tキッチントラック

本格窯でナンを焼くなら1.5tトラックが必要になるでしょう。

大型のキッチンカーになりますが、本格窯を搭載することができ、熱々のナンを提供することができます。

キッチンカー(移動販売車)のカレー屋におすすめの出店場所

どこにお店を出すのがよいかおすすめの場所を紹介します。

住宅街

ファミリー層が多い住宅街への出店もおすすめです。

平日のランチ時にリモートワークの人や子連れの主婦が本格的なお店の味や出来立てのカレーを届けるのにちょうどよいからです。

オフィス街

多くのビジネスマンが利用するオフィス街も出店場所としておすすめです。

オフィス街は、平日でも安定した集客が見込め、会社での決められた時間に休みが取れなかったランチ難民もターゲットにできるからです。

【まとめ】キッチンカー(移動販売)で大人気カレーを販売して利益を上げよう

キッチンカーで人気のあるカレー屋の開業についてお伝えしました。

設備や機材はシンプルですが、色んなカレー屋があり、開業を考えるには多くのお店に足を運んでみるといいでしょう。

また、カレーはとても奥が深いので、美味しいカレーを提供するためには研究が必要。

カレーを探求し、美味しいカレーを販売して利益を上げてみてはいかがでしょうか?

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